タイトル:室町の覇者 足利義満
著者:桃崎有一郎
出版日:2020/1/7
出版社:ちくま新書
これを見て購入を決意
著者本人としても、どこかミステリー風味を残したという話でしたが
非常に物語風味で読みやすかったです
直前に読んでいた鎌倉時代の話から続く流れだったので、鎌倉時代との差や、逆に同じところとか
良い感じに勉強できました
あと重要なのは、足利義満の皇室簒奪問題
新説というほどではないのかもしれませんが、そもそもなぜ皇室を簒奪するようにみえるムーブがなされていたのかというそれがまた面白かったです
日本という稀有な社会が故に、どんな権力者でも皇室を利用しても、皇室に逆らうことはないって面白いですね