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【源氏・平氏】『光る君へ』大河ドラマ人物伝

宇多源氏

源雅信

宇多源氏

子孫が多く、のちの時代にも名を残す

  • 庭田家(羽林家*1) 代々の庭田家の子女は皇室および伏見宮家に仕え、嗣子をもうける。*2
  • 綾小路家(羽林家) 庭田家の分家。雅楽の知識が庭田家ではなく綾小路家に伝わったため、師範家として朝廷に仕える。
  • 五辻家(半家*3*4
  • 佐々木氏(武家) 近江国蒲生郡佐々木荘を発祥に、後に源平合戦(治承・寿永の乱)で活躍し全国に勢力を広げた。*5

花山・一条・三条の3天皇の皇太子時代に東宮傅*6を務める。

藤原道長と、娘の倫子が結婚。

どうも娘を入内させようとしてる風な『栄花物語』の記載だが、それも果たして本当か? 兼家と謀ってないか? との議論もあるらしい。知らん。

 

何をしたって言うと分からんけど、藤原兼通の死後、左大臣に昇進。ってことでそもそもその時期には十分冠位が高い。

というのも、親父の敦実親王が一品親王*7だったのが理由なのか、早々と昇殿が許される。

従弟の村上天皇の践祚に伴って、順調にぐんぐん出世。

991年には同母弟の重信が右大臣に昇進し、兄弟で左右大臣を務める。

平惟仲

藤原兼家の家司*8

兼家に仕えてたらしいから、今までどれくらい出てたか分からんけど、6話以降出番増えるんちゃう?

知らんけど

 

祖母の藤原元姫が、女官として宮中に出仕して冷泉・円融両天皇の養育係を務めていたらしくて、それが所以となって、外戚である藤原伊尹との関係を持ったことが大きくて色々出世したっぽい。

 

ちなみに生まれは、父親・平珍材の現地妻(備中)の子供。

なのに、従三位に叙任されるという、地方出身者としては異例の出世らしい。

 

同僚の藤原有国と共に、「兼家の左右の目」と重用された。

そが功を奏してか、彼の次男・道兼の前妻であり、一条天皇の乳母の藤原繁子と結婚。

 

中納言従二位まで昇り、死去。

男児は不明。

*1:
羽林とは「羽の如く速く、林の如く多い」という意で、中国では北辰(北斗星)を守護する星の名称。それが転じて皇帝(天子)を護る宮中の宿衛の官名となった。日本では近衛府の別称(唐名)となり、近衛の将を任ずる家、すなわち羽林家となった。
ランクとしては、摂関家ー清華家ー大臣家ー羽林家ー名家ー半家

*2:

北朝第三代崇光天皇の妻で、南北朝時代の栄仁親王生母の資子

室町時代の後花園天皇および貞常親王(旧皇族11宮家の先祖)生母の幸子

後柏原天皇生母の朝子

本願寺顕如の生母

*3:
堂上家の中でも最下位の貴族。特殊な技術、家業を以って朝廷に仕えた。

*4:源仲章鎌倉殿の13人 第39回より 源仲章役・生田斗真さん - MAGMOE

*5:

六角氏(嫡流)

京極氏

分家

 乃木氏(乃木希典)

 尼子氏

それ以外の有名人 多過ぎ!

 佐々成政

 堀部安兵衛

 杉田玄白

 間宮林蔵

 大山巌

 山中幸盛(鹿介)

 黒田孝高(官兵衛)

 etc...

*6:皇太子(東宮)付きの教育官の一つ

*7:皇親(こうしん)に対して与えられた最も高い品位。一品親王は皇親の筆頭的な地位にあった。

*8:親王家および職事三位以上の公卿・将軍家などの家に設置され、家政を掌る職員